
面会交流は、離婚から間もない頃ほど、不安や憂うつな気分も大きくなりますよね(-_-;)
さらに離婚前に別居期間があって、長く顔を合わせていない場合などはなおさらですよね。
私も別居期間が1年以上あり、初めての面会で元夫と顔を合わせるのも、本当にすごく気が重かったです。。
離婚から4年以上経った今は、大した感情もなく、わりと淡々と毎月こなすことができるようになりました。
今も大きなトラブルなどもなく、穏便でスムーズに続けることができているのは、初回の面会交流が肝心だったな、と後になって感じます。
それは、調停期間中に、裁判所内で初回の面会交流を行ったこと。
私が実際に面会交流を行うようになった流れや、裁判所内での面会交流で感じたメリット・デメリットなどを紹介していきたいと思います。
Contents
初回の面会交流までの大まかな流れ
私自身は2014年に離婚して、2018年現在、月1回の面会交流をはじめて4年が経ちました。
最初は私が息子を連れて実家に戻り、別居生活をはじめたていたのですが、初回の面会交流をすることになった流れは、だいたいこんな感じです。
別居生活中に申し立てられた「円満調停」
- 2012年夏、別居をはじめる。
- 別居中にトラブルがあり、弁護士を立てる。
- 2013年春、元夫も弁護士を立て、夫婦円満調停を申し立てられ、調停を開始。
- 2回目の調停の後、面会交流の日程を決めるよう調停委員から促される。
- 2013年秋、第1回目の面会交流。
- 2014年、離婚成立時に、面会交流について正式に取り決めをする。
ちなみに私は別居の時から離婚の意思は固まってました。
調停委員から聞いた「面会交流」の言葉におどろいた理由
調停の時に提案された「面会交流」という言葉がすごく腑に落ちなくて、モヤモヤしていました。
もちろん、顔を合わせたくない、会うのが怖いというのはありました。
その他にもう1つ大きな原因が。。
それは、別居中の息子に対する元夫の言動です。
別居中、息子が通っている保育園に行って、外から息子の様子を見てきたと私に打ち明けたことがありました。
さらに「自分が不審者と思われないよう、園に許可をとってほしい」とお願いしてきたんです。
自分の目が届かないところで行動してほしくなかったので、「面会の希望があるなら対応します」と伝えていました。
それにもかかわらず、私の言葉にはのってこない元夫。
うーん…息子に会いたいのが本心なのかよく分からない。と思いながら、そのまま調停を迎えることになりました。
そして調停委員から聞いた言葉。
え、何だろうかその女々しさアピールは。
こちらは対応するって言ったやん?!
こうやって自分の本心は言わないで、人を悪者にするかたちで自分の思いどおりにさせようとするあたり、まさにモラハラ夫だなと実感したのでした。。
面会交流の体験談
初回は裁判所内での面会が可能!
2回目の調停が終わった後、調停委員から面会の話がありました。
そこで、「親子3人だけで会うのが不安でしたら、裁判所内の部屋を使って面会することもできますよ」と提案していただきました。
離婚が成立するまでの間は利用してもらって構わないですよ、ということを言われた記憶があります。
すぐ近くに第三者、しかも裁判所の人がいると思えば、不安な気持ちは少しましになるのかなと思い、お願いしました。
連れ去りなどのトラブルを回避するためにも、良い場所かもしれませんね。もし実際に利用してみたい場合は、管轄の裁判所に問い合わせてみてくださいね。
1年2ヵ月ぶりに見た元夫の印象
初回の面会交流は、平日の午後に裁判所の面会室で行われました。
裁判所内に面会交流用の部屋が設けてあり、絵本やおもちゃなど、子どもが遊べるスペースがありました。
1年2ヵ月ぶりに見る元夫の姿を見て率直に感じたのは、意外にも怒りや恐怖ではなく、
「もう私の生活のステージには登場しない、”過去の人”」という感覚でした。
その部屋には息子と私、元夫、そして調査官と呼ばれる人が一緒に入ってくれました。
私は元夫と息子が遊んでいる姿を、少し離れてずっとみていましたが、元夫からの言葉かけも少なく、すごくぎこちない感じでした。
なんか、見てるほうが恥ずかしくなるような感じ(笑)
まぁ、長い間会っていないわけだし、息子もまだしっかりとコミュニケーションがとれる段階ではなかったので、そのへんは仕方ないかな、と思うようにしました。
まだ幼かった息子は、わりとマイペースにいつもどおり遊んでいたように思います。
裁判所内で面会交流をしてみて考えたこと
裁判所内で面会交流する2つのメリット
裁判所内での面会交流をすることのメリットを考えてみると、以下のようなものがあります。
- 直接コンタクトをとらなくても、最初の面会のきっかけを仲介してくれる
- 連れ去りなどのトラブルを避けることができる
この2つはとても大きいですね。
人の多いお店などに行ってしまうと、デリケートな場面を知り合いなんかに見られる可能性もあります。まだ面会に慣れないうちは、余計なストレスを増やしたくないですからね(+_+)
公共機関しかも裁判所という場所をお借りできる、という選択肢があるのは心強いです。
日程を決めるのも、調停委員が間に入って調整してくれたので助かりました。
裁判所内で面会交流する2つのデメリット
デメリットは少ないと思いますが、当然ですが第三者の目線があることでしょうか。
- 裁判所側からの干渉を多少受ける
- 他人に見られながら子どもと遊ぶ(元夫側ですね)
私が面会交流のやり方について、調査官の人から言われたことは…
あと、夫婦間のギクシャクを面会交流のときに持ち込まないようにしてくださいね。
正直、それはムリかもです。。。(>_<)
と心の中で叫ぶしかなかったです。結局、終始見守ることしかできず、面会時間は終了を迎えました。
しかし初回で、きっちりしたかたちで面会交流を行うことで、連れ去り、暴言など余計なトラブルの心配もなく、今のように何事もなく続けられる土台になったのかな、と後になって感じています。
現在の面会交流、場所の決め方や面会中の様子などはこちらに書いてます。